私の脳はこんな程度だ

寒くなってきたこともあり

部屋の窓は閉めたままにしている

私の家は通りから離れているため

ほとんど何の音もしない

騒音が好きな人はあまりいないと思うが

全く音がないというのは気分の良いものではないようだ

慌ててスマホで音楽を流してみたりするが不安がおさまらない

冷静に考えてみると何をそんなに不安がっているのかわからない

もちろん不安なことは沢山あるが

それは昨日もおとといも不安なので

今日あらためて不安になる必要はない気がする

私の悪い癖で何にでも原因とかパターンを見つけようとしてしまう

人間の脳は私に把握されるほど単純ではないだろうが

誰でも常に何かしらの不安を持って生きている

不安から逃れるために問題をクリアしても

新たに不安が発生するか次の不安が繰り上がってくる

それでも

不安から解放されたときの気分はとても良い

正常ならば上手くそれを繰り返して

そこに楽しさがあればとても健全な状態だ

不安がなければ幸せは感じられないのかもしれない

私は長い時間

同じ不安を持ち続け

その問題をクリアできないでいる

今まで経験したことがないパターンだ

不安を受け入れることで

不安を忘れることなど出来るのだろうか

人間の脳がもっと単純なら楽なのに

あり得ない仮定をしても仕方がない

書いているうちに馬鹿らしくなってきた

散歩にでも出かけよう

私の脳はこんな程度だ