むちうちっていったいなんなんだ

自分で掘った人生の落とし穴に落ちた私は這い上がれるのか

この文章を読んでくれるのは生身の人間

子供達が起きるのと同じ時間には
起きて朝食を食べるようにしている

窓から入ってくる空気はいつのまつか肌寒く感じる
痛みと体調不良に思考のほとんどを占有されていたため
季節の変化など感じている余裕なんて無かった

よくそんな状態で仕事をしていたなと思う
明日は良くなるのではないか
来週は良くなるのではないか
来月は良くなるのではないか

そんな希望だけで持ちこたえていた
結局そんな希望が叶うことはなかった

体力と精神力は限界に達し私は自分自身でストップをかけた
休職をすることにしたのだ
いつ復帰できるのかわからない休職だ

仕事を失うことは単純ではない

世の中には器用な人がいるもので
すぐに集団に溶けこめたり
すぐに中心的な存在になっていたり
いつも自然体でいられる

今思えばそんな風に見えていただけかもしれないが
私はそんな様子を羨ましく思ったりした
社会に出て10年ぐらいはそんな感情があった気がする

ところが
同じ会社に10年もいると
同僚 先輩 後輩を超える
友人 仲間 と呼べる人たちが増えてきた
仲間が仲間を増やし
仕事も楽しさを増していった

私はゆっくりとゆっくりと人間関係を築いていくタイプなのだと思っていた

そんな私にとって
心身の健康を失い社会に出ていくことが出来なくなるということは
体の一部分を切り取られるのと同じことの様に思えた

人は人との繋がりがなければ楽しくは生きられない

私がブログを書かずにはいられない理由はそこにある

これから私がどの様にして人と繋がっていけるかわからないが
この文章を読んでくれるのは
生身の人間だということが
嬉しいし楽しいことであるのは間違いない

今の私にも友人を増やすことが出来るのだろうか