ヨワネコミュニケーション

職場では普通に振る舞っている

人には弱みを見せたくないし

弱音を吐きたくもない

思っているほど

人は人のことを見ていないものだ

同僚が急に午後休になった時

体調が悪かったことに全く気付かなかったなんてことはありそうな話だ

私もそんな感じでいたつもりだ

少し頑張れば正常なコミュニケーションがとれていた

とは言っても

ごく親しい人には

ついつい弱音を吐いてしまう

弱音を吐いても何も良いことはない

頭ではわかっているつもりなのだが

何故だかやってしまう

家でも

うちのやつには吐きまくりだ

子供達と接する時は、職場モードに近かった

が、職場の様にはいかなかった

笑う

褒める

怒る

これまで自然にできていたことが

うまくできない

どうしても1テンポ遅れてしまう

想像以上に

1テンポの遅れが

コミュニケーションの鮮度を落してしまう

賞味期限はミリ秒単位だ

だからこそ会話は楽しいのだ

弱音というのは頑張って吐くものではない

相手がどう思おうと

私が話したいことなわけで

正常なコミュニケーションだ

会話がしたいだけだ

子供達とのコミュニケーションが

職場の様にはいかなかったのではない

子供達は正直だっただけだ

職場で普通に振舞えているわけがない