精神科
職場から家に帰ると
すぐにシャワーで体を温めるのと
ビールで鎮痛
そんな毎日だった
取り敢えず眠ることはできるが
何時だか目がさめる
眠りが浅い
夢をたくさん見る
不思議なことにすごく気分の良い夢ばかり見る
爽快な夢
夢というのは現実とは逆なのか
日に日に体力を消耗していき
パニック状態も続いた
診てもらえるのは1ヶ月先 らしい
そんなものか
スマホで調べた精神科に電話するとたまたますぐ診てくれるという
精神科の方が敷居が高いのか
やはり問診票を書く
待つのは辛いが
比較的早めに名前が呼ばれた
看護師さんらしい人がまず話をきくらしい
症状を話す
思ったよりラフな感じ
一旦待合室に戻され
再度名前を呼ばれる
女医さんだった
今度は仕事内容から家族構成
出身大学学科まできかれた
普段は痛いとか苦しいとか辛いとか言えないので
少し嬉しくなりベラベラ喋った
因みにうちのやつには愚痴たらたらになっていたが
処方薬は
頓服で安定剤 ジアゼパム
眠剤 今のところ飲んでいないため薬の名前は覚えていない
仕事中定時もう少しのところで
限界がきたのでトイレに移動
ジアゼパムを半分にわり飲んでみた
15分も経たないうちに
デスクに座っていられる状態になった
その日はビール無しでも
落ちる様に眠れた
夢も見なかった気がする
2週間後の予約
女医さんのところへ行く
状態を説明する
マスクをしているので、はっきりとはわからないがが困った表情が見えた
今度は頓服ではなくジアゼパム
ひと月後
女医さんのところへ
マスクはしていなかった
会話も弾まずただ薬を貰いに通院する人になった気がする
この薬が無ければ、とっくに仕事はできていない
